2018平昌冬季オリンピックのメダルのデザインの意味は?!
またメダルは何をモチーフにしたモノ?
2018平昌冬季オリンピックのメダルのすべてを調べてみました。
現在盛り上がっている「2018ピョンチャンオリンピック」そのメダルのデザインについてお話しします。
1.メダルのコンセプト
2018ピョンチャンオリンピックの全体的デザインのコンセプトはハングルをモチーフにしているそうです。国の生存の結果である文字であれば選手たちの結果と言えるメダル。意味的につながりがあるということで、韓国の文字ハングルをコンセプトにしたそうです。
2.メダルとリボン(ストラップ)のデザイン
2018ピョンチャンオリンピックのメダルはハングルをモチーフにしたデザインということが分かりました。次にリボン(ストラップ)は何をモチーフにしたのでしょうか。そうです。リボン(ストラップ)は韓国の伝統的な衣装「ハンボク(チマチョゴリ)」をモチーフにしたそうです。
メダルの表面はオリンピックの伝統に合わせて左上段に五輪ロゴを配置、その背景にはダイナミックな斜線を入れて選手たちの強さと努力、忍耐を表現したそうです。
メダルの裏面には大会のエンブレムと詳細種目名を入れて側面はハングル表記で「ピョンチャン冬季オリンピックニ〇一八」の文字の子音と母音の中で子音だけの表記「ㅍㅇㅊㅇㄷㅇㄱㅇㄹㄹㅁㅍㄱㅇㄱㅇㅇㄹㅍㄹ」を立体感があるように表現しましたそうです。特にリボン(ストラップ)は「ハンボク(チマチョゴリ)」の固有素材を使用してピョンチャンオリンピックの大会ルック‘Light Teal’と ‘Light Red’の二色にしたそうです。リボン(ストラップ)の幅が3.6㎝、メダルを装着した長さは42.5㎝にです。
メダルと一緒に提供されるメダルケースは韓国の瓦屋根の曲線を木材で再解析したモノです。メダルセットの構成としてメダル、メダルの説明、IOCバッチ、メダルリストノートが入っています。オリンピック組織委員会は2017年3月IOCにメダルの承認を完了しました。当時IOCはメダルのデザインとリボン、パッケージについて最高評価したそうです。
メダルをデザインしたイ・ソクウデザイナーは”ピョンチャンオリンピックは世界の選手たちの情熱と努力をハングルを使ってどう美しく表現するのかを考えました。特に既存のメダルとは差別化してピョンチャンなりのユニークなデザインにしたかったのでハングルを活用し今までのオリンピックにはなかった側面にもデザインを入れました。”と語りました。
3.メダル制作の規模と規格
2018ピョンチャンオリンピックのメダルは259セット制作されました。その中で222セットは102種目の入賞者に授与します。残りは同点者(5セット)、IOC海外展示(25セット)、韓国内展示(5セット)に活用します。 メダルの制作は韓国造幣公社が担当しました。
メダルの直径は92.5㎜、厚さは4.4㎜から9.42㎜です。重さは金メダルは586g、銀メダル580g、銅メダル493gです。2014年ソチオリンピックの531gに比べて金、銀メダルはもっと重くなり銅メダルは軽くなったそうです。
金メダルと銀メダルは純銀(純度99.9%)で制作、金メダルの場合純銀に純金6g以上をメッキするように決められたIOC規定を遵守しました。